平等寺の不動明王
平等寺と不動明王
平等寺のお不動さまは、江戸期の作と伝わる寄木造の坐像です。右手に利剣、左手に羂索を執り、天地眼(左右で上下を見るまなざし)と牙をあらわした、忿怒のお姿です。
平等寺では、焼八千枚供や二十二万枚護摩も、お不動さまを本尊として修します。一昼夜にわたり護摩木を投じる二つの大法は、平等寺に受け継がれてきた不動信仰の深さを伝えます。
毎月28日の不動護摩は、この信仰を日々の祈りへつなぐ月例の護摩です。厄除け・災難除け・息災延命を願い、智火を燈します。

お像の諸元
不動明王とは
不動明王は、大日如来が忿怒のお姿であらわれた化身です。
燃えさかる火焔を背に、右手に剣、左手に羂索を執り、磐石のうえに揺るがず坐すお姿で知られます。きびしい忿怒の表情は、怒りではなく、人を救おうとする大悲の強さのあらわれです。
その智火は、外の災いだけでなく、内なる煩悩をも焼き払うとされます。剣で迷いを断ち、羂索で迷う者を引き寄せて、さとりへと導く。厄除けと息災の祈りに、もっともかなう仏です。
毎月28日の不動護摩
28日は、お不動さまの縁日です。平等寺では毎月28日の夜、お不動さまの御前で不動護摩を修します。
護摩では、仏の智慧を表す智火を燈し、厄除け・災難除け・息災延命を祈ります。日時、受けられる祈願、志納金と申込方法は、護摩の専用ページでご確認いただけます。
おとなえする真言
お不動さまに手を合わせるとき、次の真言(慈救呪)をおとなえします。
不動明王の真言(慈救呪)
のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん
namaḥ samanta-vajrāṇāṃ caṇḍa-mahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ
「あまねき金剛尊に帰命したてまつる。暴悪なる大忿怒尊よ、障りを打ち砕きたまえ」と祈る、お不動さまの中呪(慈救呪)です。
よくあるご質問
願いごとから護摩を選ぶ
平等寺では、五尊の月例護摩をオンラインで受け付けています。願いごとに近い仏さまを選び、申込画面で内容を確かめられます。
参考文献・出典
本ページは、平等寺のお像と不動信仰を中心に、本文へ直接関わる資料を選んで示しています。不動明王の経典・図像・信仰史に関する詳しい書誌は、一般解説にまとめています。
解説記事「不動明王とは」の詳しい参考文献を見る平等寺の寺蔵資料と実践
経典・事相書
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